ライラの冒険-秘密の4作目! -Lyra's Oxford- [ファンタジー (fantasy)]

Lyra's Oxford・・・ライラのその後のおはなし

大晦日になりました。
今日は今年の締めくくり&ちょっと早いお年玉プレゼントとして、Audibleの"Lyra's Oxford"のレビューをお届けします!

このストーリーは、ライラの冒険三部作の、さらにその後 "ライラのその後"のお話です
ちょっと興味をひかれませんか?


<難易度>
中級 頑張れば初級者もぎりぎりOK!

<おすすめ度>
☆☆☆☆  (☆1つから5つでランク付け)

<値段>
1クレジット=7.49$ (Audible.com)
 
<再生時間>
48分10秒



ライラの冒険三部作を全部聞ききると、「続きないのー!」って思うんです(三部作は、はまると本当に面白いんです)。
普通はこういう場合続きはないパターンが多いと思いますが、ライラの冒険シリーズはあるんです、これが!


それが "Lyra's Oxford" です。
うれしい!


とはいえ、黄金の羅針盤の10時間や、琥珀の望遠鏡の15時間という長さと比べると、Lyra's Oxfordは48分と、随分短いです。

内容は、ライラのその後、なんですが、三部作を聞いた人ならとっても楽しめます。



ごーく簡単にストーリーを紹介します(詳しくは是非自分で聞いてみてくださいね!)。

三部作の2年後、ライラは学生としてOxfordで生活しています。
いつものように屋根でくつろいでいたある日のこと、鳥の姿をした魔女のデーモン(ラギという名前)が飛んできて、なぜか本物の鳥達に襲われているのを見つけ、助けます。

ラギはライラに会いにきていて、人探しを手伝ってほしいと言います。
その夜、ラギと一緒に探し人の家に向かうのですが、どうもそのデーモンの話がおかしいので問いただすと、魔女本人は新しい種類の病気で床に臥していて、ある人の作る薬が欲しいというのです。

なんかおかしいと思ったパン(ライラのデーモン)が、一足先にその家に行ってみると、なんと床に臥しているはずの魔女がいるではないですか!
そして家の床には倒れている人の姿も!

パンからの報告でそれを知ったライラは、何かがおかしいと感じて道の反対側にそれていきます。
するとそこに魔女が現れて、ナイフを片手に突然襲いかかってくる
どうするライラ!



聞き終わるとわかりますが、"見えない力"がライラを守っている(ひょっとしたら私達も)というテーマが底に流れていて、ストーリーがより楽しくなっています
短編とはいえ、フィリップ・プルマンは手を抜かない。
さすがです。



今年のレビューはこれで最後。
読んでいただいた皆様、今年もお世話になりました。
来年も是非遊びにきてくださいね!
私も遊びにいきます!

 
 
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