第1感 "Blink . The Power of Thinking Without Thinking" その2 [自己啓発 (self dev.)]

第1感 その2

お待たせしました。
第1感 "Blink . The Power of Thinking Without Thinking"  評価の続きです。
前回記事を読んでいない方は、まずそちらを読んでくださいね。
前回の記事はこちらです

<評価>
まず自己啓発系のオーディオブックに関する注意ですが、小説などと違って次々と面白い話が展開するわけではないので、聞くにあたっては一定の集中力が必要となります。
そのため、「ながら」聞きだと(例えば携帯メールやりながら)間違いなくオーディオブックでないほうに気をとられてしまうので、「聞くぞ」という気合が多少いります。
ですがこれさえ注意しておけば、小説よりもはるかに得るものは多いと思います。


このオーディオブックのナレーターは、著者の Malcolm Gladwell です。
本の著者としては上手な朗読ですが、プロのナレーターと比べると発音の抑揚が少なめなため、長く聞いていると若干眠気を催します。


内容の根幹は、第一印象が最も重要(場合によっては全て)である、ということです。
邦題にあるように、この本はものごとに対しての最初の2秒のことを、それだけを書いています。
このことを、いろいろな具体例を用いて繰り返し繰り返し聞き手にすりこんでいくのです。


最初に出てくる例は、古代に作られたとされる石像を一瞬でニセモノと鑑定したストーリー。
泥のつきぐあいなど細かいところまで考えて本物と思われていたものが、長期にわたる鑑定の結果最近作られたものであることがわかったが、実は最初の一瞬でニセモノと既にわかっている人がいた。
というわけです。


一瞬の判断というのは、思いつきの勘ではなく、多くの経験に裏打ちされた勘なのですね。
それが、本の副題にある " The Power of Thinking Without Thinking"  なんです。


ちなみにこの本は、勉強本ブームを加速させた 勝間和代さんもオススメの1冊です。
私は最初に聞いたときは何も面白くもなんともないと思っていたのですが、2度聞くと著者のいわんとしていることが伝わってきます。
というか、本の題名だけでも、たしかにそうだと思うところがあります。


ビジネスにおいても一瞬の判断がその後を左右することがよくありますが、日ごろから感覚を研ぎ澄ませて経験をつみ、いざというときにBlink する間に判断をする、ということの重要性を訴えかけてきているように感じます。


もう少し内容が短くてもいいかなあという意味でオススメ度を3にしましたが、著者の言いたいこと、一瞬の判断の重要性 については大いに納得するところです。


具体例が多いのでリスニング力がまだいまいち及ばないという方は、日本語の本もあわせて読むのはいかがでしょう。
きっと得るものは多いはずです!




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