シャーロックホームズの回想(最後の事件) [小説 (novel)]

今回は「ココロだけでもどこか別のところに行きたい・・・」なんてときに最適なオーディオブック

シャーロックホームズの回想から、4作分のドラマ版レビュー 

をおとどけします。
なんで最適かって?これからおはなしします^^)


<オーディオブックタイトル>
The memoirs of Sherlock Holmes Volume3 (Dramatized)


<難易度>
中級  背景音が素晴らしくて映画感覚で聞けるので、初心者の人も楽しめます!
*初級 、中級、 上級でランク付け)

カテゴリー
小説

オーディオブック再生時間 2時間56分 

<おすすめ度>
☆☆☆☆☆ (☆1つから5つでランク付け)

<オーディオブック入手先>
Audible


<評価とあらすじ>
Audibleを検索するとすぐにわかりますが、シャーロックホームズシリーズはかなりの数がリリースされています。

同じホームズものでも、おおまかにわけると2通りあります。
ひとつは純粋なオーディオブック。
本をそのまま読む、というやつですね。

もうひとつはドラマ版(Dramatized)。 これは、テレビドラマを耳で聞いているのとほぼ同じで、クオリティも非常に高いです。

今回紹介するのは、ドラマ版です。


The memoirs of Sherlock Holmes は、確か10+アルファの短編から構成されていて、ドラマ版ではVolume1, Volume2.. という具合に、ひとつ4作ずつにわけて収録されています。
なので、自分の好きな短編があれば、それだけ買うこともできます。


ドラマ版は、文章が割愛してあったり、本には書かれていないことが盛り込まれたりしています。
でもそれは内容を変えてしまうようなものではなく、既にシャーロックホームズシリーズを知っている人がさらに楽しめるような、とてもレベルの高い変更です。


たとえば「最後の事件」では、シャーロックホームズがあくの組織の親玉であるモリアーティー教授を追い詰め組織を壊滅させる(そしてホームズは教授との格闘でライヘンバッハの滝つぼに消える・・)という話です。
ロンドンの組織をある日に一網打尽で警察が捕まえることになっていて、それまでの間シャーロックホームズはイギリス国外に(スイスなど)身を隠します。

このとき、本ではあまり細かい情景描写は無いのですが、田舎の村の情景が目に浮かぶような鐘の音や自然の音、鳥の声、ホテルでの食事 などなど、細かい描写が加えられていて、あたかも一緒に旅をしているかのように感じることができます。
こういった変更なので、私としては大歓迎なわけです。


そして、何より秀逸なのは、背景音です。
申し訳程度に足音が入っている、とかではなく、家に踏み込むときはいかにも複数の人間が踏み込んで階段を駆け上がる、街を歩くときには本当の街の喧騒がはいっている、田舎にいけば自然の音が入る、書斎にいれば書斎の雰囲気が出ている、など。。
背景音が途切れることがほとんどなく、実際に「こういうときはこういう音がするだろうな」という音が入っており、本当に飽きさせません。
目を閉じて聞けば、"通勤列車の中でもココロはドイツ" に行けてしまうので、本当に癒されます。。

さらにキャストも人物ごとに別々の人が演じているため、その点もぬかりはありません。

もちろんストーリー自体も同じようなものがなく非常に面白い(もともと面白いから読まれているわけですが・・)ので、どんどん次を聞きたくなります。
ストーリーを知らない人は、次々と出てくる推理に驚くことは間違いないでしょう。


純粋なオーディオブックではないために話す速度はゆっくりではありませんが、内容・質・量 ともに「続けて聞く」ためにはもってこいのオーディオブックです。


疲れたとき、ココロだけでもどこかにトリップさせたいとき、おすすめの1本です。





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