シャーロック・ホームズ - 赤毛連盟 英語オーディオブック [小説 (novel)]

今回はaudible.comでも指折りの楽しい1本をご紹介。

私のお気に入りのBBCドラマ版、シャーロック・ホームズシリーズから、
赤毛連盟です。
ストーリーとしても殺人はなく、質屋店主の頭髪が赤毛という特徴をいかした犯罪の手口も、ホームズの推理も面白い!
ホームズのドラマ版オーディオブックで一番のおすすめは右側メニューののランキングに入れてある"最後の事件(The final problem)" ですが、赤毛連盟はその次を争うおすすめ度です。


内容を理解するのに知っておいたほうが入りやすいので、ストーリーを少しだけ書きましょう(詳しくは聞いてのお楽しみ)。


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お話は、当時ホームズと別居していたワトスンが、久々にベーカー街のホームズを訪ねるところから始まります。
そこには質屋の店主、ウィルスンが、ちょうど捜査の依頼にきていたところでした。

なんでも聞いてみると、最近「赤毛連盟」なる組織に加入し、辞典の内容を書き写すというちょい仕事で毎週4ポンドを稼いでいたのだが、その日の朝突然「解散」されてしまったため、憤ってホームズに調査を依頼に来たとのこと。
連盟の「ダンカン・ロス」なる人物も行方不明で、何の連絡も取れず、怒り心頭に発したという状態でした。


全く意味不明のため、最初ホームズは大笑いしますが、背後に何かあるとにらんだホームズは、詳しい話をウィルスンにたずね始めます。
最近なにかかわったことはないか?
なになに、新しい店員を、普通の半分の賃金でやとったと
それはどういう人相の男か?
なるほど・・

新しい店員の名前は、「ヴィンセント・スポールディング」。
そして数週間前に彼が新聞記事で見つけた広告にさそわれて、ウィルスンは赤毛連盟に加入したとのこと。
安い賃金で優秀な店員が来たことといい、そのタイミングで赤毛連盟なる意味不明な組織にウィルスンが加入し、昼間店番をヴィンセントに任せることになったことといい、なにかがある。


そうにらんだホームズは、さっそくヴィンセントの様子をうかがいに、ウィルスンの店へ。
そして彼のズボンのひざを観察・・
そのヒザは深い意味を持っていました。

実際に、背後には大きなたくらみがあるのでした・・・が、この先は聞いてのお楽しみ。


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さて、上の内容からわかるように、赤毛連盟と大きな犯罪がどう結びつくのか、理解できませんよね?
種明かしは、ホームズに直接お願いしてみましょう


ドラマ版はキャストも登場人物ごとに違いますし、背景音もしっかり入っています。
この1本も、テレビドラマを見ている感覚で楽しめます。

Audible.comでは、「The Adventures of Sherlock Holmes: Volume1 (Dramatised)」で検索してください。
赤毛連盟を含む、以下4本の短編が収録されています。

"A Scandal in Bohemia"   ボヘミアの醜聞
"The Red-Headed League"  赤毛連盟
"A Case of Identity"  消えた花婿
"The Boscombe Valley Mystery"  ボスコム渓谷の惨劇

まずは赤毛連盟からスタート、続いて残りの3本を聞いてください。
あなたも ホームズ ワールドにはまること、間違いなしですよ!

 

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ドラマ版 audible シャーロックホームズの回想(Vol.1) [小説 (novel)]

ドラマ版シャーロックホームズの回想 Vol.1 を買いました。
audibleのホームズものオーディオブックをたくさん紹介してきましたが、そろそろ底をつきそうです。


まだ聞き始めたばかりですが、一番最初の短編'Silver Blaze'は私の好きな短編のひとつなので、とても楽しいです。
日本語訳では、銀星号事件 というタイトルですね。


このドラマ版シャーロックホームズの回想volume1には、以下4本が収録されています。

'Silver Blaze'
'The Yellow Face'
'The Stockbroker's Clerk'
'The 'Gloria Scott'


BBCのドラマ版 シャーロックホームズのすごさは、右の"Audibleランキング"の"BBCドラマ版 シャーロック・ホームズの回想(最後の事件)" のところの記事に書きましたが、ホームズ役とワトスン役が二人ともはまり役で、テレビドラマを見ているようです。

競馬場の様子とか、馬場の様子とか、背景音も相変わらず秀逸です。

ドラマ版ホームズを聞かずして、audibleを語るなかれ、って最近思い始めています。

BBCさんー、もっと続きだしてください!!
 
 


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シャーロック・ホームズ 入院患者 'The Resident Patient' [小説 (novel)]

シャーロック・ホームズ 入院患者 'The Resident Patient'

最近シャーロック・ホームズ ブームが起こっていますね。
このブログでは2年くらい前から、audibleにある、
ホームズのシリーズをおすすめしてますが、
ブーム再来って感じでうれしいです^^)

映画もやるみたいです。
予告編を見ましたが、私の知っているホームズとは
別人・・・
でも新しいホームズとしてみると、面白いかもしれませんね!


短編の 入院患者 'The Resident Patient'は、audibleのオーディオブックでは、
Memoirs of Sherlock Holmes, Volume 2
の中に、入っています。

ドラマ版なので、いうまでもなく背景音から
配役まで、抜け目ない短編です。


とある若くて腕もいいがお金がなくて困っている
医師のところに、ある日突然 ブレシントンなる
お金持ちがあらわれて、医院と住居をスポンサーとして
提供して、自分もそこに住み込みつつ、その医師の
売上から投資資金を回収する、という、投資をしつつ
自分も入院患者的に住むという、不思議な人間に
ついてのストーリーです。

ある日近所で強盗が出たという記事を見て
気が狂ったように怯えだして、ブレシントンは
その医師にホームズを呼ぶよう頼みます。
ホームズは、彼が強盗に怯える理由にウラがあると
にらむのですが、彼は「何もない」といいはるので
「ウソはつかないほうが身のためですよ」
といって、捜査なしで引き上げてしまう。

そして翌日・・・

というお話です(結末はばらさないでおきますね!)。


たずねてくる英語の苦手なロシア人親子のなまりや、
ホームズの捜査の様子も含めて、テレビドラマを見ている
感覚が味わえます。


リスニング力アップは 継続 がミソなので、 楽しくて自然にどんどん聞いてしまうホームズものは
うってつけです。
ホームズブームにのっかりましょう!

 


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